社労士って何をする人?

こんにちは。さくら橋社会保険労務士事務所 八木朋子です。

「社労士って何をする人?」
社労士に馴染みのない方から、よくこんな質問をいただくことがあります。
私自身、10代の頃は社労士という職業の存在を知りませんでした。
今も、子供や知人に対して、自分の職業を一言で説明するのが難しいと思う時があります。
ということで、今日は、社労士の仕事をどこまで簡単に言えるか、考えてみたいと思います。

社労士の仕事は、大きく分けて3つあります。

  • 一つ目は、労働保険や社会保険の手続き業務
    社員が入社した、出産した、労災事故が発生した等、それぞれのシーンに合わせた保険手続きを代行します。
  • 二つ目は、労働基準法などに基づく帳簿書類等の作成
    雇用契約書などの社内の帳簿書類や、就業規則を作ります。
  • 三つ目は、人事労務に関する相談業務
    労働法規や社会保険制度に関する知識を使って、専門的なアドバイスを提供します。

就業規則作成では、組織の理念や働き方など、木に例えると幹の部分を扱います。
一方、手続き業務の社員の入退社手続きなどは、木の枝・葉ともいえる部分です。
以上の通り、とにかく扱う範囲が広いですよね。

すべての業務に、主役となる「人」がいます。どうすればその「人」が快適に働けるか、やる気がでるか、トラブルが生じないか、その家族が安心できるか…、常に「人」を思い浮かべて一つ一つの業務を行っています。
改めて、社労士の業務は「人」に関することなんだな、と思います。
 
強引にまとめてみます。
社労士は、「人」が快適に働くための制度作り、書類手続きをサポートをする仕事です。
どうでしょう?

投稿者プロフィール

八木朋子
八木朋子社会保険労務士
さくら橋社会保険労務士事務所 代表
「組織を人から元気に!」をモットーに、労務トラブルを予防する細やかな労務管理、従業員のモチベーションに配慮した働き方の提案、組織を元気にする就業規則の作成など、トータルな関わり合いを通じ、組織の従業員満足度&定着率アップに貢献するため、日々励んでおります。